2005.11.3~1.22宇都宮市美樹館
2007.4.21~5.27徳島 相生森林美術館
2007.6.2~7.8長岡市栃尾美術館
2007.7.13~8.12愛知 安城市民ギャラリー
2007.8.18~9.23富岡市立美術博物館
2007.9.29~11.18長崎 ハウステンボス美術館
2008.3.15~5.11尾道市立美術館
2008.5.24~6.29下関市立美術館
2008.9.6~10.26山梨 河口湖美術館
2009.4.25~5.31飯田市美術博物館
2009.6.20~8.16北海道立釧路芸術館
2009.8.22~9.6所沢市民文化センターミューズ
2009.9.19~10.18大垣スイトピアセンター
2010.2. 20~3.28埼玉県立近代美術館
2010.10.9~11.14福井市美術館
2011.10.15~11.20田辺市立美術館
2011.12.2~1.29八王子市夢美術館
2012.4.13~5.13天童市美術館
2013.4.5 ~ 5.12中山道広重美術館
2017.10.4~11.5防府市アスピラート

19世紀後半のフランス美術は、産業の発展から芸術表現の閉塞感を覚えた画家たちが新たな芸術運動である「印象派」を起こしました。伝統的な表現にとらわれずに新たな描写方法やモチーフを描き、また模索していた時期でもありました。そのような状況の中で空前の日本ブームが起こります。印象派の画家たちと日本美術の出会いは、あらたな創作への活路を見出させ、その表現の可能性と色彩美には多くの画家が魅せられ、果敢に制作に挑み油彩や版画を制作していきました。

特に浮世絵からは西洋美術に見られない大胆な構図、色彩感覚などに印象派の画家たちは強い衝撃を受け、画家自らも版画を制作していきました。本展は当時の印象派の画家たちが自ら原版をおこし、印刷工房にて刷りに立会い、また自らが摺りあげ、制作した版画作品で構成した内容です。ルノアール、セザンヌ、マネ、ピサロ、ドガ、ゴーギャンなどの巨匠たちが日本に羨望の目を向けつつ創作した版画作品の数々を一覧できる展覧会です。